エイディーはフジリューの夢を見るか?

藤崎竜作品の感想、妄想を中心に駄文。ネタバレしかありません。

クレオールに行ってきた

屍鬼ビジュアルワークスでも紹介されていた、

喫茶店クレオールのモデルでもありフジリューの元仕事場の1階に入っているお店に行ってきました。

 

あんまり大っぴらになっていないようなので名前は伏せますが、

ググればすぐわかると思います。

 

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地下なので内装だけ。

 

一番の感想は「思ったより明るい!」です。

 

いやー、屍鬼の背景全般、写真取り込みで影がついていて暗いんですよね。

わざとでもあるでしょうけど。

 

実際は地下1階とは思えないほど明るく、かといって照明のきつい明るさではなく。

写真のとおり、床も壁も机もすべて木で、そのぬくもりある明るさに満ちています。

 

もうひとつ行ってみてわかったのが、「低さ」。

おわかりでしょうか?テーブルもですけどカウンターがとにかく低いんです。

店の床全体が底上げされていて、いすに座ったお客さんと底上げされていないカウンター内部に立ったマスターとの高さが同じになります。

 

ふつうはカウンターって高いいすによっこいせと登って座りますよね。

わたしはテーブル席だったのですが、いすの高さはカウンター席と同じで低さで、これがとてもくつろげました。

自宅のソファーとか座椅子に近い感じです。

コーヒーを飲みながら何時間でも読書できそう!

 

 

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カウンターの奥にならんだカップはクレオールのマスター・長谷川さんの背景にもよく描かれていましたね。

この中から好きなカップを選ばせてくれるんです。

 

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お高そうな薄いカップは気がひけて、手づくり風のものにしました。

木のティースプーンがよく似合います。

 

メニューは非常にシンプルで、ドリンクのほかはチーズケーキだけ、軽食なし(ここはクレオールとちがう)。

その代わり、ドリンクのあとに手づくりゼリーがついてきます。

コーヒーゼリーか季節のゼリーを選ばせてくれるようで、このまえはゆずでした。

これも大変美味。

 

あとは写真にうまく撮れませんでしたが、予想以上に広かったです。

わたしが行ったときは、奥の広いテーブルで10人ほどのマダム会が開かれていました。

(作中でも大きな花瓶が飾られているテーブルです)

外場村でもけっこうご近所会なんかでつかわれているかもしれないですね。

 

非常になごやかで、マダム会のほかは本や新聞を読む人がいて、そこそこ満席に近く、はやっているようです。

 

ここで封神の打ち合わせをしていたっていうのはふしぎな感じ。

日本でも上位の過酷な仕事「週刊少年ジャンプの連載」とうまく結びつきません。

(そういえばバクマンの亜城木夢叶の仕事場も住宅街のマンションでしたね)

 

 

外場村にもこんなおしゃれな店あるのに恵はー、と言いつつ、

わたしも高校生のころは喫茶店とか明治村とか興味なかったわ。

そりゃ原宿とかのほうがいいよねなんとなく。

 

紹介が下手すぎて絶望ですが、とにかく落ち着いた良い雰囲気で

フジリューファンでなくてもおすすめ、

ファンならここでオフ会するしかないでしょ!というお店です。

 

もっと近かったら通いつめるのに、と思うものの

とにかく駅近なのでけっこう手軽に行けます。

 

まわりにもおしゃれな喫茶店があり、商店街もあって便利そうで

フジリューは良いところに住んでいたんだなあとにやにやしながらマンションの写真をばしばし不審に撮っていました。