めちゃくちゃ身構えてた封神ミュージカルで四不象に落ちた
予想外に四不象がよくて完全に落ちた…。
しかもかわいいよりかっこいいが勝る。
四不象自体はかわいいんだけど操演の吉原秀幸さんが素晴らしくて惚れてしまったのでとりいそぎネタバレ感想。
ミュの四不象は漫画の四不象とまたちがうというか、吉原さんは決して黒子でなくて、四不象自身でもなくて、強いて表現するなら「太公望の相棒・四不象の相棒」吉原秀幸なのかな。もう役名吉原秀幸でいいと思います作中で名乗ってたから。
四不象がトリックスターになるのは意外だったけど、そんな一歩離れた立場だから四不象から抜けてアドリブしたり太公望のアドリブに乗ったりつっこんで切り上げたりっていう役回りも与えられてと、とても大変な役なのに魅力的に演じていてかっこよかった。
黒子の人形遣いだと思ってたのに、正直心配していたのにまず声が四不象。増川さんとも櫻井さんともちがうけど、「カバじゃないっス!!」だけは櫻井スープーっぽいと思った。
物語が進むにつれ、声と操演だけでなく後ろの人自身の表情と軽やかで生き生きとした演技にすでに惚れかけていたのに四不象から完全に離れてクライマックスに重要な役を熱演したのが衝撃的で完全に落ちた。しかも太公望のトラウマにも近い、目の前で死んだ人物を相棒・四不象役が演じるっていう重さ。
老人や羌族の人々のようにはもう仲間を失いたくないと願い決意している太公望に、この先一度、目の前で四不象に死がくることを思い起こさせる配役。
つらい場面だけど吉原さんにその死とかっこいい戦闘スープー、そして太上老君の夢の中で思い返す老人を演じてほしい。
まさか四不象と老人が推しになる日がくるなんて思わなかった。吉原さんに四不象を演じていただけて本当によかった。吉原さんの四不象ぜったいまた会いたい。次はグッズいっぱいほしい。ほかでの活躍もぜひみたい。
あと前楽人工呼吸ぜったい円盤収録してください。
追記
ほかのキャラについても書いたよ。
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