エイディーはフジリューの夢を見るか?

藤崎竜作品の感想、妄想を中心に駄文。ネタバレしかありません。

封神演義 外伝 4話 感想

2018/5/24(木) ヤングジャンプ25号

 

良かったことは噛みしめてただ良かったとしか発語できず、嫌なことほど自分の考えを整理して気持ちを落ち着けるため言語化してしまう。
これが文句しかいわないヲタクの発生原因。

 


1話目「正しいはきゅー」、2話目「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、3話目「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2と仮面ライダーオーズ」と正確に個人的自爆スイッチを押していって4話目で「一番見たくなかった続編」という地雷をぶつけてきてフジリュー俺のために描いてるんじゃないかと思うほど。

 

「一番見たくなかった続編」の要素は「(凝り固まった己の解釈からの)キャラ崩壊」「本編シリアスシーンのギャグ化」「本編ストーリーの破壊」。

 

「本編のダイジェストと振り返り」と「新キャラ」は「人気キャラ大活躍」の前にやらないと受け入れられないしキャラ登場引っ張ったほうがオイシイのでたいへん正しい順番ではありますが。

 

「外伝前の読者の予想要素ぜんぶのせ」という予想の裏切り方といいフジリューの本気を感じる。


毎話テイストが違うように感じるのもまるでフジリュー短編オムニバス連載。

 

 

とくにキャラ崩壊を感じたのは楊戩に。
楊戩になんの感情も抱いていない(ので仙界大戦にあまり入り込めない)けど「楊戩は瞬殺なんて言わない」と言わざるを得なかった。

 

外伝楊戩が受け入れられない理由を考えるためには自分解釈楊戩を整理せねばならなくて人生で初めて楊戩について考えこむ。

 

楊戩、話し方の品がいいから連載当時にはなかったようなくだけた表現を軽いノリで口にしないでほしかった。

 

あとは顔が違うように感じて誰おま状態。
2~3巻の楊戩の顔っぽい。
むしろフジリューは本来こうやって1人タッチを変えたかったのかもしれない。
完全版(とそれ準拠の覇穹)もこの顔寄りだし。


そうするとこれまで自分が楊戩の顔だと思ってたものがフジリュー本来の意図と違ったということで。
楊戩の本当の姿を追い求める旅に出ます。


ほかのキャラも口調気になる。
前週までは堪えていたけど4話目で緊張の糸が切れて崩壊したよう。

 


過去の自分たちとの共闘なんてほかの漫画だったら激熱展開に感じたろうけど封神では嫌だった。

 


外伝も覇穹も途中段階で総評するべきではないけど、その場その場の感情も書きとめておきたいので一旦これで。

 

 

ヤングジャンプ 2018 No.25 (未分類)

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